健斗の受難 お弁当編
登場人物 ありす 著 赤乃助
(ある日のお昼休み・・)
・・・・(前の日に言っておかないと、2度でまになっちゃって、迷惑かけると行けないし・・)
え〜・・・っと・・・(確か、格闘のクラブに入ってるはずだよね・・・・)<クラスは知らない。
(と言う訳で、格闘クラブJACの門をくぐるのでありました(笑))
あっ、健斗君!
(続く)
登場人物 臥龍(弟) 著 でっどうるふ
あ、先輩・・・・・・
・・・・・・入部じゃ・・・ないですよね?
まさか・・・ね(^^;
登場人物 ありす 著 赤乃助
まさか(^^;・・・
私、運動はあまり・・・・・
今日来たのは、健斗君が、いつもお弁当を、
自分で持ってきてる・・って、お兄さんから聞いて・・・・
それで、お兄さんから、お弁当を作ってくれないか・・・って、お願いされたの。(^^)
だから、本人の了解と、後良ければ、好きな物とかも、教えてもらいたいな・・って、思って。
登場人物 臥龍(弟) 著 でっどうるふ
・・・・・・へ!?
郭斗が…ですか?
そんな事を・・・・・・
(郭斗・・・・・・知っててやったな・・・・・・←最近女性恐怖症気味な人)
そ、そういうことを突然言われてもですね・・・・・・
(それに、こうなることも知ってて・・・・・・)
登場人物 JACの皆さん 著 でっどうるふ
何ぃ!?
学園のアイドル(?)ありすちゃんが臥龍弟にお弁当だぁ!?
許すわけにゃ、いかねえなあ・・・・・・あとでぜってーシメ・・・もとい、地獄の特訓つけたる!覚悟しとけ。くっくっく。
(と、口に出しているわけではないが・・・明らかに目がそう語っていた。「え?そこまで計算してやったのか、って?もちろん!(笑)」とは、兄貴のお言葉。)
登場人物 ありす 著 赤乃助
迷惑だったかな・・やっぱり・・
(愛らしい表情・・・正常な男なら、必ず慰めてしまうような、表情で・・・少し下を向く)
登場人物 臥龍健斗 著 でっどうるふ
へ!?
そ・・・・・・そんな事ないですよ!
お弁当作ってくれるのは、とってもうれしいですし・・・・・・
(この瞬間、少なくとも、この後数時間の彼の運命は確定した(^^;)
登場人物 ありす 著 赤乃助
そう?・・・無理に食べてもらうつもりも無いから、正直に答えてね?
明日、お弁当を作ってきても良い?
もし良いなら、好きな物とか、嫌いな物とか・・教えて(^^)。
登場人物 投稿者 臥龍(弟) 著 でっどうるふ
そんな、無理になんて・・・・・・
ぜひ、お願いします!
そうですね・・・嫌いなものは、とくにないですけど。
好きなものか・・・フライドチキンとかかな・・・・・・
まあ、なんでもいいですけど。
でも、本当に、なんか悪いですね・・・・・・
郭斗が無理言って、それに強引に付き合わされてるみたいで・・・・・・
登場人物 ありす 著 赤乃助
ううん、全然気にしなくて無いから(^^)
それで、フライドチキンだね、了解しました(^^)。
それじゃ、私は、もう行くからね。
明日のお昼休み・・・・そうだね、中庭で待ってて。
楽しみにしててね(^^)健斗君。
(そう言って、部室を出て行く)
・・・(扉から顔だけだして・・・・・・)
部活、がんばってね(^−)☆<ウィンク(笑)
登場人物 臥龍兄弟 著 でっどうるふ
「郭斗ぉ!どういうこと?」
「どういうって・・・・・・おいおい、それだけじゃ、なんのことやら、さっぱりだな。」
「郭斗が、赤宮先輩に変なこと頼んだから、大変だったんだよ、今日!いつもより3倍はしごかれたし・・・・・・」
「それくらい、いいじゃないか。弁当作ってもらえるんだろ?それも、とびきりの美人から。」
「そう思うんなら郭斗が作ってもらえばいいじゃない・・・・・・」
「俺が?そんなことを、あの嬢ちゃんに頼めというのか?面倒くさい。」
「面倒って・・・・・・(僕のためにつくってくれるように頼むのは面倒じゃないっての!?)」
「とにかく、だ!明日は自分の分の弁当作らなくていいわけだし、いつもよりネ寝てられるし、いいことづくめじゃないか!こういう機会活かさないのは、絶対損だぞ!」
「はあ・・・・・・」
「ところで健斗?」
「何・・・・・・?」
「お前の学年に、ピアって子、いたよな?たしか健斗と、仲よかったような・・・・・・」
「・・・・・・!!??」
「お前が弁当作ってもらった、しかも相手はとびきりの美人と来たもんだ・・・・・・」
「な・・・何言ってるの!」
「対抗意識なんか燃やしちゃって、あさっては彼女に弁当作ってもらったりして?いやー、もてる男はつらいねえ、健斗クン?」
「ちょ・・・・・・別に、ぼくとピアさんは、ただのトモダチで、別にその、全く・・・・・・」
郭斗の、健斗君に対する追求(?)は、まだまだ当分続きそうである。
「だってねえ・・・おもしろいし。見てて。」
「郭斗・・・・・・」
登場人物 ありす 著 赤乃助
さて・・・それじゃ・・フライドチキンか・・
よし・・(そんな訳で、気合を入れてありすは健斗君のお弁当を作るのでありました)
後は、え〜っと・・卵焼き基本だよね・・・
ごはんは・・どれくらい食べるんだろ健斗君て・・
やっぱり、運動系の部活に入ってるんだもの・・沢山食べるんだろうな〜・・
ウィンナーはタコさんにするべきかな・・でも、子供っぽいかな〜?・・・
(などと思考錯誤して次の日の昼・・・どんなお弁当が健斗の前に現れるのか・・・)
期待しててね☆健斗君(^^)
登場人物 フランソワ&I・スライサー 著 煉
ス「はい、これ今日の分のお弁当」
フ「ワーイ、ありがとね、スライちゃん♪」
ス「なんでボクが作らなくちゃ行けないの?」
フ「だってぇ〜、お兄ちゃん卒業しちゃってどっか行っちゃってるんだモン♪」
ス「(溜息)まぁ、良いけどね。どうせ一人だと材料余っちゃうから……」
フ「さっすがー!スライちゃん話が解るぅ〜♪」
ス「はいはい……所でフランソワちゃん」
フ「なぁに?」
ス「あなた、またなんか壊したんだって?」
フ「えぇ〜、し、知らないよぉ〜(¬¬;;」
ス「ちゃんとボクの目を見ながら言ってごらん……」
登場人物 臥龍(弟) 著 でっどうるふ
(廊下を歩いている・・・)
・・・・・・なんか、緊張するな。
お弁当か・・・・・・
ううむ・・・・・・
どういう顔してれば、いいのかな・・・・・・
(などと考えながら中庭へ・・・・・・)
登場人物 ありす 著 赤乃助
健斗く〜ん(^^)/
(中庭の中央あたりにあるベンチに座っている)
(膝の上にはお弁当、横には水筒など・・・)
登場人物 臥龍健斗 著 でっどうるふ
あ・・・こんにちはです。
(本当に・・・作ってきたんだ・・・・・・)
(とりあえず隣りに座る・・・周囲から殺気を感じるような気がするが、気のせい・・・と、いうことに、しておこう(^^;)
えっと・・・いい天気ですね・・・・・・
(困ったな・・・何を言ったら、いいんだろ?)
登場人物 フランソワ&I・スライサー 著 煉
ス・フ「ごちそうさま〜」
フ「やっぱスライちゃんのご飯は美味しいねぇ〜♪」
ス「何年寄り臭いゴマスリしてるの。いくらゴマすっても報告はやめないからね」
フ「ウーン、スライちゃんのイ・ケ・ズ〜♪」
ス「いけずじゃ無い! 学校の壁に穴開けたなんて黙ってられる訳無いでしょ!!」
フ「ヒーン、スライちゃん恐いよぉ〜☆」
ス「まったくもぅ……あれ? あそこにいるのありすちゃんと郭斗君じゃない?」
フ「あ、そうだね。何してるんだろ?」
ス「こういう状況なんだから、お昼なんだろうけど………」
ス・フ「(顔を見合わせ、にまぁ……っと笑う)」
登場人物 ありす 著 赤乃助
うん、そうだね(^^)
はい、約束のお弁当だよ。
(手渡しをする)
(大きさは普通の弁当箱より少し大きめな物と、小さなお弁当箱の二つ)
(小さい方が【デザート】・・林檎、パイナップルなどなど・・)
(大きい方は【メイン】<(−−;・・なんだかな・・
半分は、おにぎりが3つ詰め込められている。
おかずは、フライドチキンを始め、卵焼き、プチトマト・・などなど、盛りだくさん)
さあ、召し上がれ(^^)☆
登場人物 臥龍健斗 著 でっどうるふ
(え・・・ちょっと待って・・・・・・)
(それって・・・今ここで食べてって・・・こと?)
(教室持ってって、後で箱返すつもりだったんだけど・・・・・・)
(・・・・・・どうしよ・・・・・・)
・・・・・・いただきます。
登場人物 ありす 著 赤乃助
どうぞ(^^)
・・・じ〜・・・・・・・
(健斗の食べるのを待ってる・・・しかも、見つめてる(笑))
登場人物 ピアネス 著 ミキャエル
あれ?何やってんの〜?きゃはは☆
登場人物 フランソワ&I・スライサー 著 煉
(背後に忍び寄ってる)
フ・ス「「せーの」」
フ・ス「「二人とも、何してんの〜〜〜〜!!!!」」
登場人物 ありす 著 赤乃助
あっ、フランソワちゃんに・・こちらは、スライさんですね?(^^)こんにちは。
こちらは(ピアネス)健斗君の彼女?(^^)(爆)
登場人物 臥龍健斗 著 でっどうるふ
・・・・・・!!!!????
(周囲の様子を改めて確認・・・さっきまでたしかに僕と赤宮先輩のふたりだけだったのが、なぜか女性の方が増えて・・・)
(なんでなんでここにピアさんとフワンソワさんとスライさんが・・・・・・)
(視覚再チェック・・・再々チェック・・・存在確認完了・・・・・・)
(分析中。分析中。分析中・・・データエラー。測定不能測定不能測定不・・・ぷっつん)
・・・・・・みなさん、どうしてここに?
登場人物 フランソワ&I・スライサー 著 煉
フ「ねーねー★二人とも何してんのぉ?」
ス「臥龍君がねぇ、赤宮先輩とねぇ……知らなかったなぁ〜♪」
フ「へぇ〜☆お昼食べてたんだぁ〜★ミ 美味しそ〜♪」
フ・ス「(キャイキャイワイワイ)」
登場人物 ありす 著 赤乃助
今日は健斗君のお兄さんに頼まれて、健斗君のお弁当を作ってきたの(^^)
みんなの分は無いの。ごめんね。
・・・・
そうだ、明日はみんなの分を作って食べよっか?(^^)
登場人物 臥龍弟 著 でっどうるふ
えっと・・・まあ、そういうことです。
「みんなのぶん」って・・・ピアさんにスライさんにフランソワさんの分ですか?
大丈夫ですか?そんなに・・・・・・
登場人物 ピアネス 著 ミキャエル
きゃはは☆
健斗君私の分も食べる〜?
登場人物 フランソワ&I・スライサー 著 煉
フ「え〜、良いよぉ〜♪」
ス「ボク、家族皆の分作ってるから。フランソワちゃんの分はついでだし。遠慮しときます」
フ「あれ?でもスライちゃん……!!!」
ス「あ、な、なんならピアちゃんの分も作るよ♪(ごまかし笑い)」
フ「スライちゃん、痛い………(T^T)」
ス「どうしたの?フランソワちゃん。(ニッコリ)」
フ「な、なんでも無いよ(踵で踏みつけるなんてあんまりだよ……(T^T))」
登場人物 ありす 著 赤乃助
??・・そう?
私は別にかまわないんだけど・・・・
健斗君は、どうする?
また作ってきてほしい?
登場人物 臥龍健斗 著 でっどうるふ
え?ピアさん?
それって、どういう・・・・・・
えっと・・・次ですか?
・・・・・・作って頂けるのなら。
登場人物 ピアネス 著 ミキャエル
お弁当☆
私も作ってみようかなぁ〜ってきゃはは☆
あ、でもありすちゃんの分を味わって
食べたいもんね、うーん……
でも作っちゃおう☆きゃは☆
期待しててね〜☆
登場人物 ありす 著 赤乃助
それじゃぁ、健斗君の彼女と私のお弁当と・・・健斗君、沢山食べるんだね(^^)
私も彼女に負けないくらい美味しいのを作ってこなくっちゃ(^^)
登場人物 臥龍健斗 著 でっどうるふ
・・・・・・
えっと、楽しみにしてます。
登場人物 ピアネス 著 ミキャエル
きゃはは☆
んじゃ、明日ね〜☆
<言いつつ、プチトマト一個パクリ☆
登場人物 フランソワ&I・スライサー 著 煉
ス「じゃ、ぼくたち」
フ「午後の授業があるから☆」
ス&フ「また明日ね〜♪」
フ「健斗君は放課後の部活でね★」
ス「今日も腕によりをかけて皆のおやつ作って来たから楽しみにしててね☆ミ」